キャリアパスの取組み ~職業能力評価及び目標管理~

 介護保険・障がい福祉サービス施設・事業所等では、毎日の業務がルーティン化し、ただ業務をこなすだけになりがちです。

 職員が仕事にやりがいを見出し、ステップアップしていくには具体的かつ明確な目標が必要と考えられます。何事にも目指すべきことがはっきりと決まっていると、そこに向かって頑張ろうというモチベーションが生まれやすくなります。他人から「こうしなさい」と言われたことに取組むのではなく、自分たちが決めたことに対して自ら取り組むとその分やりがいや充実感、達成感も大きくなります。

 そして期限を設けることで、目標に達するまでの計画を立てやすくなり、行うべきこと、身につけるべき『スキル』が明確化します。目標の達成に向けて、自分たちのクリアすべき問題点が整理できてくる為、何を克服していけばよいのかがはっきりします。

 加えて、職員として仕事をこなすために必要な『知識』『技術』『職務遂行能力』を自分なりに評価・把握・整理をし、目標設定していくことも重要と考えます。

 以上のことから、今年度は『職業能力評価』の実施と『施設・事業所及び職員個人目標』を設定し、業務に取組んでいます。