
理事長あいさつ
「ショートステイ月に咲く花」が開設し10年を迎えることができました。これもひとえに皆様のご支持とご指導の賜物と存じます。まだまだ至らぬ点もございますが、今後も変わらず「地域の課題」と「ご利用者様」を見つめ続ける事業所でありたいと思っております。
さて、先日発生した新型コロナウイルス感染症によって多くの皆様にご心配とご迷惑をお掛け致しました。いくら感染対策を講じましても水際で食い止めることができませんでした。
しかし、この危機で改めて分かったこともありました。それは「職員の力」です。緊迫している状況にも拘らず職員がご利用者様に笑顔をふりまき、不安の解消に努めておりました。明るい笑い声が聞こえるたびに私が勇気と力をもらいました。私自身、厳しい状況に職員を送り込まなければいけない辛さにとても心が痛みました。家族、友人と会えない状況下で辛い職務に耐えた職員に改めて賛辞と感謝を送りたいと思います。
本当にこの感染症は人と人との繋がりを分断します。しかし、だからこそ“人”の有難味も身に染みて感じます。
どんな辛いことがあっても、そこを耐え抜くことによって必ず幸せな時が訪れます。幸せでなくても穏やかな状況に好転すると思います。
「冬来たりなば春遠からじ」「止まない雨はない」!
皆様、もうひと踏ん張り健康に気を付けて頑張りましょう!!!
社会福祉法人アヴェク・トワ
理事長 佐藤真由香